『ゲーム』を『ビジネス』と捉えたときに留意すべきリスクとは|セキュリティごった煮ブログ

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『ゲーム』を『ビジネス』と捉えたときに留意すべきリスクとは

G-sec

どうも、ゲーム大好きおやじこと、G-secでございます。
今年もやってきました!
年に一回の東京ゲームショウの季節が、そして七夕のようにブログを書く順番が回ってきたのです。
別に嫌々書いているのではなく、セールスブログよりもテック系のビューのほうが高いため、遠慮していただけなんですよ♪

では早速本題に入っていきましょう!

今回お伝えしたいことは、
『ゲーム』を『ビジネス』としてみたとき、
コンテンツホルダーが留意すべきリスクには何があると考えられるのか
です。

『ゲーム』を『ビジネス』としてみたときの4つのリスク

コンテンツホルダーが留意すべきリスクは大きく4つに分けられ、それらに対して対策を講じていく必要があります。

  1. 権利防衛
    →そのゲームに付随する権利を侵害するリスクから守る事
  2. 価値防衛
    →そのゲームの価値を下げるリスクから守ること
  3. 販売防衛
    →収益を得るための直接的な要素・仕組みを妨害するリスクから守ること
  4. 情報セキュリティ
    →金銭的な損害・価値の低下など様々な悪影響を与えかねないリスクから守ること
    ※コンテンツホルダー独自のリスクではないものの、影響度の大きいリスクである

では次に、上記4つのリスクが、具体的にどんな事象や対策に繋がるのか見ていきましょう。 ざっくりと列挙してみました。

  1. 権利防衛
    • コピーガード
    • DRM、ユーザ認証、HW対タンパ性
    • 同一性のチェック
    • IP監視、IP管理
       海賊版、アダルトなMOD等、反社会的な隠し情報の流通、違法行為幇助
      など
  2. 価値防衛
    • 対戦チート対策
       ユーザ対ユーザで不公平になる要素、BOT
    • チート対策
       ユーザ対運営で意図しないユーザ有利を生む要素
    • 運営妨害
       DDoS攻撃など
    • ユーザ保護
       アカウントハック、なりすまし、マルウェア入りMOD
      など
  3. 販売防衛
    • 課金
       課金回避、課金アイテムのデュプリケイト
    • 販売妨害
       販売サイトへのDoS攻撃
      など
  4. 情報セキュリティ
    • 情報漏えい
       公開前情報の流出、マスターデータの流出
    • サイバー攻撃の踏み台化
      など

さて、勘のいい方はもうお気付きだと思いますが、昨今ゲームがインターネットに繋がるようになったことで、ゲームの可能性が広がると共に、今まで以上に考えなければならないリスクもどんどん増えてきています。
また、ゲームをプレイするユーザの楽しみ方は日々変化していることから、上記の表にあるような考慮すべきリスクも共に変わっていくことが予想されます。

そのため、今あるリスクに対して対策すると共に、変化していくリスクや、今後想定されるリスクに対しても、継続的に対処していく必要があります。
特にMMORPGやソーシャルゲームは、機能や仕様・コンテンツのアップデートが繰り返されますし、継続的に運営していく必要があるため、リスクへの継続的な対応は必須ですよね...。

さて、そのような中、ネットエージェントは今回ご紹介したようなゲーム業界におけるリスクに対応し続けられるよう、ゲーム業界の方々と長年にわたりお付き合いさせていただいております。
今後もまた新たなリスクが生まれてくると考えられますが、業界の方々とご一緒に「よりユーザが安心して楽しめるゲーム作り」に寄与できるよう尽力いたします!
何かお困りごとなどございましたら、是非当社までご相談くださいませ。

最後まで読んでいただいた皆様に・・・

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