
| ◆ Antinny の基本動作例 ◆ | ![]() |
| コンピュータに Winny あるいは Share がインストールされていることを確認 | |
| ↓ | |
| ハードディスク上から個人情報を収集して1つのファイルに圧縮 | |
| ↓ | |
| さらに圧縮ファイルに自分自身(Antinny)を添付して感染拡大を図る | |
| ↓ | |
| そのファイルが共有されるよう設定の書換えを行う |
Antinnyは、Internet
Explorer(ブラウザ) や Outlook Express(メールソフト) と同じプログラムの1種に過ぎないため、 実行しない限り、上記のような感染活動は行われません。しかしながら、Winny,
Share ユーザの関心を引く個人情報・機密情報の中に Antinny自身(の分身)を紛れ込ませたり、アイコンを偽装してフォルダに見せかけることで、利用者のクリック(=Antinnyの実行)を巧みに誘います。<図1> 
この Antinny は、UPX
と呼ばれる実行可能ファイル専用の圧縮ソフトで圧縮されています。 PEiDと呼ばれるファイルスキャナなどで、圧縮されていることを確認することができます<図1>。
UPX は、それ単体で展開が可能です。コマンドラインから
upx -d 新しいフォルダ.scr
と実行することで圧縮が解除された、元の実行ファイルを得ることができます。出力された実行ファイルを PEiD で再度チェックすると「Borland Delphi 6.0 - 7.0」と表示されることから<図2>、開発環境 Delphiで作成されたものであることが分かります。
[殺人]
殺意=1

[殺人]
殺意=1

.doc (Microsoft Word 形式のファイル)
.xls (Microsoft Excel 形式のファイル)
.mdb (Microsoft Access 形式のファイル)
.ppt (Microsoft PowerPoint 形式のファイル)
.dbx (Microsoft Outlook Express 形式のデータ保存ファイル)
.eml (同上)
C:\Windows\Up\[殺人] <ユーザ名>(yyyymmdd-hhmmss)のキンタマ.zip
C:\Windows\Up\[写真集][IV] <ユーザ名>(yyyymmdd-hhmmss)のアルバム.zip
C:\Windows\Up\[殺人] <ユーザ名>(yyyymmdd-hhmmss)のメール.zip
※<ユーザ名> には Windows にログインしているユーザ名が入ります。
※yyyymmdd-hhmmss にはファイルの作成日時が入ります。
※上記はWindowsフォルダが C:\Windows\ の場合です。
倖田來未.scr / エロ.scr / 新しいフォルダ.scr / 結婚式.scr / 出産.scr / ネトゲ.scr / 株取引.scr / オレンジレンジ.scr
\Program Files\Share\Share.exe
\Share\Share.exe
\Program Files\Share10_ex2\Share.exe
\Share10_ex2\Share.exe
\Program Files\Share10_a82\Share.exe
\Share10_a82\Share.exe
\Program Files\Winny2\winny.exe
\Winny2\Winny.exe
\Program Files\Winny\Winny.exe
\Winny\Winny.exe
\Program Files\winny2b71\Winny.exe
\winny2b71\Winny.exe
Share または Winny が見つかれば、そのフォルダに格納されている設定ファイルをチェックします。
この変更により、個人情報を含む圧縮ファイルが Winny または Share を通じて公開されます。